発達障害児の療育ブログ 震災で子供を亡くしたご夫婦のこと。テレ朝 テレメンタリー「“3.11”を忘れない46 あの日から」

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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

04/15

Tue

2014

震災で子供を亡くしたご夫婦のこと。テレ朝 テレメンタリー「“3.11”を忘れない46 あの日から」

昨晩、テレビ朝日「テレメンタリー2014」で、「“3.11”を忘れない46 あの日から」という特集が放映されていました。

 宮城県石巻市に住む木工作家の遠藤伸一さん、綾子さんご夫妻は、東日本大震災のとき、津波で花さん(13歳)、侃太くん(10歳)、奏さん(8歳)を一度に亡くしました。



 地震発生後、小学校から子供を連れ帰った父親の遠藤伸一さんは、家の離れに住むお母さんに子供たちを託し、親戚の様子を見に行きました。

 遠藤さん不在のときに、大津波が子供たちを襲ったのです。

 遠藤さんの妻の綾子さんは、自宅から遠い病院に勤務していて、震災発生の2日後に、夫が避難していた保育所にたどり着いたのだそうです。

 ご夫婦が身を寄せた保育所で、避難生活を共にした住民の人たちは、一度に3人の子供を亡くした遠藤さんご夫妻を支えました。

 遠藤さんを避難所の代表にし、忙しくさせることで気が紛れるように配慮してくれたそうです。
 食糧にも事欠く避難所生活は、悲しみに浸っている余裕もありませんでした。

 歯を食いしばって前を見てきた遠藤夫妻。
 心の苦しみは今も続いています。

 遠藤さんの奥さんは、番組の終わりの方で、「自分が一番楽なように、それぞれがその方法を探していけばよいと思う。そうしていくうちに、(楽になる方法の)形ができてくると思う」と語っています。

 とてつもなく深い悲しみを背負って生きているお二人から、命の尊さを切に感じました。




 私の娘はアスペルガー症候群ですが、家で癇癪を起しているときの暴言で、「ママなんて死んでしまえばいい」と言われることがあります。

 自分の家族が死ぬことをリアルに感じられる想像力が欠如しているからそのようなことを言うのかはわかりませんが、親として、命の尊さを娘に伝えなければ、とよく思います。

 簡単に教えられるようなことではないですが。。。



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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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