発達障害児の療育ブログ 茂木健一郎氏が偏差値教育を批判しツイッター炎上。発達障害の視点から見ると?

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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

03/10

Mon

2014

茂木健一郎氏が偏差値教育を批判しツイッター炎上。発達障害の視点から見ると?

昨晩、脳科学者の茂木健一郎氏がツイッターで偏差値教育について批判し、大手の予備校の名前をいくつも挙げて「くされ外道予備校ども、みんなつぶれろ!」というような感情的な連続ツイートをし、炎上するというネットのニュースを見ました。



 私はYoutubeにアップされている茂木健一郎氏の講演会やラジオ番組を聞いたことがあるので、茂木氏が以前から日本の偏差値教育を非難しているのは知っていましたが、今回の「みんなつぶれろ!」というような、言葉を選ばない発言の仕方はよくありませんね。
 
 茂木氏はハーバードなどを例にあげて、アメリカの大学のような選考規準を日本の大学でも採用すべきことをテレビやラジオ、講演会で繰り返し訴えています。
 少し前にやった「全力教室」というフジテレビの番組でもそのようなことを話していました。

 
 茂木氏が以前、自閉症やアスペルガー症候群などの発達障害について話していたのを聞いたことがあります。
 天才アインシュタインが5歳まで話ができなかったことや、ビル・ゲイツがアスペルガー症候群だという噂などを例に出し、日本では、皆より少し変わっている子を問題児扱いして個性を潰すような雰囲気があるので、ビル・ゲイツが日本で生まれていたら、成功はしていないかもしれない、というような話をしていました。

 また、自閉症の子が対人のコミュニケーションが苦手である代わりに、何かしら得意なことが必ずあり、意なことを伸ばしてあげるような教育が大切だというようなことも話していました。


 茂木健一郎氏の話には、アインシュタインとビル・ゲイツがよく出てきますが、発達障害と診断されるような人の中にも、天才になるような人がいて、その才能を偏差値教育が潰してしまう、ということを言いたいのかもしれません。

 
 私は、偏差値教育が賛成でも反対でもありませんが、一定の基礎学力は何事にも必要だと思うので、基礎学力をつけた上で、自分の好きな道を中学・高校といった早いうちから探求していくのはよいことだと思います。

 私の娘はアスペルガー症候群ですが、不安でびくびくしていて、幼稚園では他の子に流されてばかりです。「わが道を行く」という強い個性は今のところ感じられないので、ビル・ゲイツのようになるとはとても思えません。

 いつか、何か熱中できるものが、娘に見つかりますように。。。





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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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