発達障害児の療育ブログ フラワー長井線宮内駅うさぎ駅長のもっちぃのこと。自閉症児の興味を広げる試み。アンバリバボーを見て

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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

04/17

Thu

2014

フラワー長井線宮内駅うさぎ駅長のもっちぃのこと。自閉症児の興味を広げる試み。アンバリバボーを見て

 今日、フジテレビ 「奇跡体験!アンビリバボー」で「ローカル鉄道復活へ★新入社員が起こした奇跡」というテーマがやっていました。

 それに出てきた「うさぎ駅長」のもっちぃを、春休みに見に行った人が身近にいたので、ぜひ見たいと思って録画しました。



 番組の内容としては、利用者が年々減少していたフラワー長井線に、ミニ動物園を作ろうという夢を抱いて入社した松山愛さんの奮闘ぶりを紹介していました。

 フラワー長井線には「白兎」という駅があり、最初は白兎駅に白うさぎを置こうと予定していましたが、無人駅で 待合室が狭いなどの理由で却下になりました。

 そして次に候補に挙がったのが宮内駅で、うさぎとは何の関係もなさそうな宮内駅にうさぎを置くことの理由がすぐには見つかりませんでした。

 しかしその後、宮内駅に近い 熊野大社には、本殿裏手にある彫刻に、うさぎが3羽隠し彫りされていて、それら全てを見つけることができたら幸福になれるという伝説を知ることになります。

 この熊野大社の伝説によって、宮内駅とうさぎを関連付けることができました。

 現在、フラワー長井線宮内駅には、駅長のもっちぃ、助役のかめ吉、駅員のぴーたーとてんの3羽のうさぎが勤務し、人々を楽しませています。


 もっちぃに会いに行ったというのは療育センターで一緒だった自閉症の男の子Yくん家族なのですが、Yくんが鉄道好きで、もっちいのこともテレビなどで見て知っていたそうです。

 「興味が広がれば」と思ったYくんのお母さんが山形旅行を計画し、春休みに実現しました。

 実際にもっちぃを見たYくんは、その時はそんなにうれしそうでもなかったようですが、山形旅行から帰ってきてから、Yくんはうさぎグッズが気になるようになり、新1年生として準備した学用品もうさぎのものが多くなったということでした。

 「男の子なのにうさぎグッズってね」とYくんのお母さんは言っていましたが、「今まで鉄道グッズに囲まれた生活だったから新鮮でいいわ」とも言っています。

 Yくんはうさぎのぬいぐるみに、自分で紙を切り貼りして作った駅長帽子をかぶらせているそうですが、なんだか可愛いです。

 自閉症の子は興味が狭いとよく言われていますが、ちょっとしたことで世界が広がることがあるのですね。


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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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