発達障害児の療育ブログ 学校によって違う「個別の教育支援計画」。特別支援級の先生もいろいろです

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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

07/17

Thu

2014

学校によって違う「個別の教育支援計画」。特別支援級の先生もいろいろです

 特別支援級は「個別の教育支援計画」というのを作成するのですが、7月の上旬になって先生から渡されました。

 他の学校の支援級のお母さんたちに、「遅いねぇ」と言われたのですが、学校によって違いはあるものの、だいたい、5月の家庭訪問の後には出来上がっていることが多いようです。
 学期ごとに振り返るものであれば、1学期のはじめの方に作成して保護者に渡すのは普通のことだと思うので、娘の学校は遅いといえば遅いですね。


 知り合いのお母さんたちに見せていもらったのですが、書式も各校でさまざまで、具体的で細かい目標を設定する学校もあれば、ざっくりとした内容の学校もありました。

 目標の振り返りで、達成度を%の数値で表すような学校もあれば、文章だけで表す学校もあります。
 目標を振り返って、さらに次期に向けて新しい目標を再設定できるような書式の学校があり、私から見て、その学校が一番実用的な書式のように思いました。


 目標に沿うようなことを、普段の学校生活に盛り込んでいくことが目標達成のためには必要なのでしょうが、娘の在籍する支援級は、そういう感じが全くせず、「個別の教育支援計画」は絵に描いたモチのような存在となっています。

 勉強を教えてもらう機会も少ないので、遅れないようにするためには家庭での学習は必須です。
 プールも学校では1回しか行っていないので、夏休みは短期の水泳教室に申込みました。

 あるお母さんが、「私は支援級には何も期待していない」と言っていましたが、まあ、それも一理ある気がします。
 6年間を家の外で安全に過ごせる場所であれば、まあよしとしよう、といったことなのでしょうね。


 娘の所属する支援級の担任の先生は、通常級で長く担任をされていた方で、支援級は今年はじめてです。
 そして、来年も支援級を受け持つかどうかはわからないし、今年1年をなんとか乗り切れば、と思っているかもしれないし、先生のやる気もわからないところです。

 子どもの身の安全が確保されているのであれば、先生のやり方にお任せしようというのが今の私の考えです。
 大きな怪我もせず、毎日帰ってきているのだから、安全を見守って下さっているだけでも感謝しなければいけませんね。

 
 娘の学校のことは置いておいて、他校の支援級の先生なのですが、ステキな先生だな、と思った先生がいます。

 今年はじめて支援級の先生になった方ですが、ご自分で特別支援や発達障害についての研修や勉強会にどんどん参加して、「こんなことを知って目からウロコでした!」と支援級のお母さんたちに会うと新しく得た知識をいろいろ報告してくれるのだそうです。

 「私が最近読んだ本にはこう書いてあったんですけど、ひょっとして〇〇くんにも当てはまることですか?」とお母さんに聞いてきたり、「知りたい!」という気持ちが全面に出ているところがステキです。

 いろいろな先生がいますが、先生も、子どもも、親も、無理なく1年間を過ごしたいものですね。



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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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