発達障害児の療育ブログ 初めての受診で必要なものは?きょうの健康「大人になって気づく発達障害」を見て

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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

08/29

Fri

2014

初めての受診で必要なものは?きょうの健康「大人になって気づく発達障害」を見て

 先日、NHK Eテレ「きょうの健康」で「大人になって気づく発達障害」というテーマが放送されていました。

 発達障害の基本的なことを名古屋大学大学院 准教授の岡田 俊先生が解説していました。

 発達障害の諸症状が表れていても、学生の頃はなんとか工夫しながら乗り越えられたのが、社会に出て、一人で対応しなければならない事柄が増えたときに、あらためて困難を感じたことがきっかけで受診につながるケースが多いそうです。

 私の娘は児童精神科を受診し、発達障害の診断を受けましたが、大人は精神科に行けばよいのですね。

 最初に発達障害を疑って精神科を受診するときは、大人であっても母親など、小さい頃から一緒に過ごしてきた人と一緒に受診したほうがよいそうです。
 発達障害の診断には問診が大切で、子どもの頃からの成育歴が重要なポイントとのこと。

 母子手帳や学校の通知表なども持っていくとよいそうです。


 
 よく、「子育てはあっという間よ」というお母さんがいますが、そのあっという間のことをよく覚えていてくれるお母さんだといいですね。
 成育歴を聞かれても、「さあどうだったっけ?」では役に立ちません。

 問診の他には知能検査があり、「得意なことと不得意なことにどのくらい差があるかを確認する」とのことですが、具体的にはWISKで言語性IQと動作性IQの差を調べるということだと思います。

 
 大人になって診断される発達障害。
 「もう療育も受けられないよ!」と嘆く人もいるかもしれませんが、大人だからこそ、自分自身を知り、対処できる方法を考えたりと、できることはまだまだたくさんあるのではないでしょうか。

 

関連記事(1):診断は早めに?Eテレ 先どりきょうの健康「気になる子どもの発達障害 その原因は?」
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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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