発達障害児の療育ブログ 診断は早めに?Eテレ 先どりきょうの健康「気になる子どもの発達障害 その原因は?」

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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

03/22

Sat

2014

診断は早めに?Eテレ 先どりきょうの健康「気になる子どもの発達障害 その原因は?」

 NHK Eテレで3日連続で「気になる子どもの発達障害」という特集が放送されます。
 今日は朝の時間帯にやっていた「先どり」として、1日目に放送されるの予定のテーマ、「その原因は?」を見ました。

 スタジオには、専門家としてお茶の水女子大学大学院教授で小児科医の榊原洋一先生を招いていました。
 榊原洋一先生は「すくすく子育て」でも見たことがありますがEテレおなじみの先生といった感じですね。

 昨年、文科省が公表したデータでは、公立小中学校通常級在籍の児童のうち、発達障害の可能性のある子は6.5%と番組冒頭で紹介されましたが、「可能性がある」という段階では未診断なので、これはきっと、全国の先生にアンケートした結果なのでしょうね。
 「発達障害のような気がするけど、本人にも親にも言いにくいし・・・」という担任の先生のモヤモヤした気持ちが伝わってくる調査結果です。
 40人のクラスで考えると1クラスに2〜3人存在する事になるそうですが、娘が通った幼稚園でクラスを構成していた子と、発達障害らしき子の比率からすると、確かにそんな感じがします。
 
 以前にも書きましたが、幼稚園に書類を提出して加配の手続きをとっている子の加配の先生を、手続きしていない他の子がお世話になっていることは珍しくないことです。
 他の子の加配の先生を独占状態にしていて、療育も受けようとせず、診断も受けないという保護者の方について、療育仲間の一人が「神経が太すぎる」と言っていたことがありました。

 神経が太いからなのか、ただ単に鈍感すぎて気づきにくいからなのかはわかりませんが、自分の子の加配の先生を他の子が独占していたとしたら、何のために手続きしたのかわからないですね。

 二次障害のことを考えるとできるだけ早めに受診した方がよいと、番組中で榊原洋一先生も話していました。
 適切な対応や療育を受けずに育った発達障害の子は、成功体験が少なく失敗が多くなり、自尊感情が落ちたり不登校になったり、社会に適応しにくくなり、それらを予防する意味でも早めに専門機関に相談した方がよいとのことでした。


 今回のテーマは「気になる子どもの発達障害 その原因は?」というものでしたが、原因は親の育て方にあるのではなく遺伝であり、脳の実行機能がスムーズに働かないため、というような説明でした。
 発達障害のメカニズムは、いろいろな研究機関がいろいろな角度からアプローチし、研究していますが、番組ではそこまで深く原因について言及していませんでした。

 今回のテーマで重要だったのは、原因のことよりも「早期診断」にあるように思いました。 

図解よくわかる発達障害の子どもたち
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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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