発達障害の子は、算数の文章題が苦手なことが多いといわれていますが、学習障害(LD)の子にもそのような子はいるようです。
発達障害は想像力の障害とも言われていますが、文章を読み取る力は、想像力を要することが多々あります。
私の娘はアスペルガー症候群なのですが、わりと早い時期に診断を受けたこともあり、就学前から算数の文章題の練習に取り組みました。
障害児を対象とした教室(ABAによる指導)の先生に教えていただいた文章題の練習方法を以下に紹介します。
はじめは、言葉と記号を結びつける練習をします。
まず、上の画像のように、「ぜんぶで」「あわせて」「のこりの」のような文章題でよく使用される言葉の下に下線をひいて、「+(プラス)」と「-(マイナス)」を書く練習をします。
他にも、増減を表す言葉はたくさんあり、よく出題されるものをいくつか練習します。
この問題に出てくる言葉以外にも、様々な増減を表す言葉がありますが、文章題をたくさん解くことで、問題を解く手がかりになる言葉を見つけられる訓練をします。