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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

07/14

Mon

2014

モヤリーヌ?転勤族でも子どもの情報は引き継ごう。NHK あさイチを見て

 今朝のNHK あさイチは「転勤族の妻たち」というテーマでした。

 夫の転勤によって引越しすることになり、新しい土地で人間関係がなかなか築けず、「だって」「どうせ」「でも」といった後ろ向きな言葉ばかり使い、自分に自信がなく、行動を起こす前に諦めてしまうような気質の人を、「モヤリーヌ」という名称で紹介していました。

 転勤や引越しに関係なく、このような気質の人はいそうな気がしますが、転勤による引越しがきっかけで、後ろ向きな性格になったら「モヤリーヌ」ということなのでしょうか。

 SNSを使ってコミュニティにどんどん入っていく人もいますが、転勤族ねっとというサイトで主催する転妻会という会が各地で開かれていて、情報交換をしたり、転勤族ならではの悩みを話す場が提供されています。



 番組では、孤独に陥りやすい転勤族の妻にテーマを絞っていましたが、頻繁な引越しに慣れなければならない子どもたちもなかなか大変だろうな、と思いました。
 たとえば、学校では、学年が変わって担任が変わるだけでも、情報がしっかり引き継がれていかないことが多々あるらしいですが、発達障害など学校や周囲の人の理解を必要とする子どもの場合、情報が引き継がれないと子どもに大きな負担がいきます。

 別の地域へ転居した場合、障がい児のお母さんは、孤独に陥っているヒマなんてなさそうですね。
 その土地で受けられる福祉サービスを調べ、手続きしたり、特別支援級や支援学校に入るなら、受け入れ可能かを打診し、教育委員会の担当の人と面談もしなければならないだろうし、子どもについての情報を学校に伝えなければならないだろうし、やることは盛りだくさんですね。

 そして、環境の変化に子どもが適応できているかどうかを観察し、適応できてなかったら対策を考えなければならないこともあるだろうし・・・。

 考えただけで疲れそうです・・・。

 障がいなど、子どもにいろいろ事情がある場合、子どものことが優先になって、お母さんは自分のことが後回しになってしまいそうですね。
 
 番組では、夫が単身赴任したケースも紹介していましたが、一人暮らしが慣れなくて、憔悴してしまったり、単身赴任もそれはそれで問題が出てくることもありますね。

 夫を優先にするのか、子どもを優先にするのか、ということで転勤の際に判断が揺れる家族も多いと思います。


 私は経験していないことですが、転勤族のご家庭、本当に大変だな、と思いました。



関連記事(1):NHK あさイチ「“母ロス” 親の死とどう向き合う?」を見て。
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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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