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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

06/28

Sat

2014

内弁慶は大丈夫?Eテレ エデュカチオ!「子どものストレス 上手につきあうには?」 を見て

今日のNHK Eテレエデュカチオ!は「子どものストレス 上手につきあうには?」 というテーマでした。

 東山紀之さんは、「子どもの頃の方がストレスが多かったなぁ。大人に対して意見が言えなかったから」とのことでした。

 私の娘は家では何でも言いますが、外では自分の気持ちを伝えられないので、学校ではストレスを溜めているかもしれません。

 子供たちはストレスを溜めたときどうなるか?という問いに対して、番組では次のようなことを挙げていました。



 朝寝坊尾が増える背景は、心配事や不安で夜眠れないからということでした。
 好奇心がなくなるのは、宿題や塾などで忙しく、辛くなっているから。
 黙り込んでいるのはイライラを抑えている状態とのことでした。

 このような状態が数週間と長引くと、その後の対応が難しくなってくるのだそうです。
 
 もっと深刻な状況を尾木ママが話していましたが、親に心配をかけたくなかったり、叱られたくなかったりして、ストレスになっていることを親に話さない子は、学校で暴れたりするようになるのだそうです。
 学校で暴れている子は、家庭でストレスを抱えている(親がストレスになっている)ことが多いようです。

 家で暴れたり、わがままを言う子(内弁慶)は安心と尾木ママは言っていましたが、私の娘も家だけで暴れています。これは安心の範疇なんですね・・・。
 親はけっこう大変なんですけど・・・。


 番組では、自分自身の心のつぶやきを把握することで、ストレスを防ぐための取り組みをしている、兵庫県小野市立 来住小学校ストレスマネジメントの授業を紹介していました。

 6年生の授業では、朝、友達に会い、いつも通りに「おはよう」と声をかけたら、友達から返事が返って来なかったとき、自分ならどう思うか、という心のつぶやきを発表し合っていました。

 出来事が悲しみや怒りを引き起こすのではなく、出来事を受けて、心の中でつぶやいていることが悲しみや怒りを引き起こしているということを、子どもたちに理解してもらうのが狙いと、日本ストレスマネジメント学会 理事長・兵庫教育大学大学院 学校教育研究科の冨永良善教授が話していました。

 子どもたちが発表した心のつぶやきとそれを分析した結果が以下にまとめられていました。



 怒りの気持ちも悲しみの気持ちも両方がストレスになるのですね。
 
 尾木ママは、いじめをする子ストレスが溜まっている子が多いということがデータ的に明らかになっていると話していました。
 そして、ストレスのコントロールができていると、いじめのない学校になると結論付けていました。

 来住小学校のように、学校の授業の中でストレスマネジメントの方法を子供たちに教える機会が設けられているのは素晴らしいですね。
 多くの小学校でこのような取り組みが普及するといいなと思いました。



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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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