発達障害児の療育ブログ 特別支援級

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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

05/02

Fri

2014

小学校、はじめての家庭訪問。3人の先生(支援級2+交流級1)が来ました。

 一昨日、娘の学校の特別支援級の先生2人と、交流級の先生が家庭訪問で来ました。
 3人の先生と向かい合って話しをすることって、今までなかったのでとても緊張しました。

  娘は自分についての話を私が誰かにしているのを聞くのが嫌だったりするので、夫に仕事を早退してもらい、娘は夫と公園へ行かせました。

 小学校ではじめての家庭訪問。
 どうやって先生をお迎えしてよいか迷いました。

 他のお母さんたちに聞いてみたところ、
①お茶だけ出す
②お茶とお菓子を出す
③お茶とお菓子とおしぼりを出す
④何も出さない

 という様々な意見があり、私はしばらく考え込んでしまいました。

 支援級の先生は、きっと何か書いたりするだろうなと思い(支援計画など)、テーブルの上にいろいろ置いてあると邪魔な気がして、でも何も出さないのも気がひけるので、お茶だけ出すことにしました。

 40分程度の時間と予め聞いていたので、そのくらいの時間だと喉が渇くこともありそうな気がします。

 通常級の先生だけの家庭訪問だったら、10~15分だと思うので、玄関先だけで話を済ませてしまう先生だったら、お茶を出さないというのもあり得そうですね。

 「お茶やお茶菓子は遠慮させていただきます」というようなことが書かれているプリントを事前に配布している学校も多くあるようですが、娘の通う学校は、「お茶などはお気遣いなく」と書かれていました。
 「遠慮させて…」より「お気遣いなく」の方が弱い否定に聞こえるのですが、どうでしょうね。

 
 実際、学校の先生が3人来て思うことは、お茶だけで正解だったな、ということです。
 療育の先生や幼稚園の先生よりも固い感じがしたので、その空間にお茶菓子が存在するのが不自然な感じがありました。
 


 お茶の話しはこのへんにして、先生と話した内容ですが、基本的に、娘が不安に思うことや、苦手なこと、学校で何か我慢はしていないかなどを先生に聞かれて、こちらが答えるような感じでした。

 就学前に、教育委員会の人に伝えていたことは、何も学校側に伝わっていないことがわかったわけですが、そう考えると、通常級でなく、支援級を選んでよかったと思いました。

 就学相談の最初の時点では、通常級にするならいくつかの配慮が必要と私は言っていました。
 教育委員会から配慮すべきことについて学校側に伝えてもらえないのであれば、娘を通常級にした場合、学校生活のスタート時点でつまずいていたような気がします。

 支援級は少人数という、物理的な配慮となっている点で、支援級の先生が娘のことを何も知らなかったとしても、なんとかやっていけています。

 人的な配慮を得るのが難しいことは、今までの経験で学習しているので、まずは物理的な環境が整っているかどうかを優先的に考えるようになりました。

 もちろん、先生から娘の特性に合わせて配慮していただくととても助かるわけですが、先生が替わる可能性のある公立の小学校は、毎年、いろいろな先生に当たるので、すべての先生が同じようにとはいかないと思います。

 
 と、「先生には期待しないほうがいい」ともとれるようなことを書いてしまいましたが、学校にしろ、幼稚園にしろ、その空間は子どもと先生の世界なので、先生の方も、「この子はこう対応したほうがいいかも」という試行錯誤があり、親である私はその関係に少し距離を置いたほうがいいかな、と思っています。



 家庭訪問から話がそれましたが、終わってから、どっと疲れが出ました。
 3人の先生と向かい合って話しをするというのは、私にはけっこうハードなことでした。
 肩こりや背中のこりがハンパないです。
 それだけ緊張したということかな。。。


通常学級の特別支援─今日からできる! 40の提案─
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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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