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発達障害児の療育ブログ

アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

05/13

Tue

2014

「オボニカ学習帳 実験ノート」が販売されているらしい。方眼ノートは発達障害児に適している?

「アッコにおまかせ!」で紹介されていたのですが、「オボニカ学習帳」というのがweb通販で販売されているらしいです。

 時事ネタのTシャツやグッズを販売している、デザイナーの菊竹進さんのwebショップで購入できるようです。

 STAP細胞でお馴染み、小保方晴子さんの実験ノートをパロディにしたとのことです。
 表紙にSTAP細胞が描かれています。



 最初は1,400円で販売されていたそうですが、「めちゃイケ」の阿保方(あほかた)さんが放送見送りになったことを受けて、クレームが来る前に売り切ってしまいたいという理由で1,200円に値下げされました。
 1,200円でも高いと思いますが、大量生産できなかったからこの価格とのこと。

 買う人っているのでしょうかね。。。

 文房具フリークの私は、そもそも実験ノートってどんな体裁が標準的なものなのか調べたのですが、A4で方眼になっていて、薬品などの付着に強い紙のものが多いようです。

 その点、「オボニカ学習帳」はA6なので、実験ノートには向かないウケ狙い商品なのでしょうね。
 中が方眼になっているかどうかの商品説明もないし。。。

 

 コクヨの実験ノートは上の画像のような体裁なのですが、かなり厳密な作りになっていますね。

 理化学研究所が販売していた「ラボノート」も方眼で第三者が確認してサインをする枠も付いています。

 先日公開された小保方さんの実験ノートは方眼のない、普通のノートのような気がするのですが、方眼がコピーに写っていないだけなのでしょうか。。。



  小保方さんのノートについては以前の記事で書いたのでここまでにします。


 以前、LD(学習障害)の子が、TOSSノートという方眼ノートに書くようになったら、スムーズに黒板の文字をノートにとることができるようになった、というのを聞いたことがあります。(どこでその情報を得たのかは忘れてしまいました。ごめんなさい)

 

 TOSSノートは方眼の中にさらに薄い小さなマス目があります。
 この小さなマス目、「全体よりも部分を見てしまう」という自閉圏の子にはどうなのかなぁと疑問なのですが、小さなマス目の情報がたくさん目に入ってきて、混乱してしまうことはないのでしょうが。

 以前、NNNドキュメントで綾屋紗月さんのことが紹介されていましたが、アスペルガー症候群、LDの当事者として実験に協力した結果、アルファベットの文字が縦横の線や点が別々に見えてしまい、ひとまとまりの文字として理解しづらいということがわかったことが番組の一コマにありました。

 一つの文字をこんなに細かく見てしまう特性の人だったら、方眼が細かいと非常に見づらかったりしないでしょうか。

 LDも人によって様々な特徴があるのかもしれません。
 ノートなどの文具も、それぞれの特性に合ったものが見つかるとよいのでしょうね。


関連記事(1):陽性かくにん!小保方さんの実験ノートを見て、発達障害児がノートをとることの困難さを思う
関連記事(2):「見える障害のあなた 見えない障害の私」を見て(NNNドキュメントの感想)関連記事(3):書いた文字を消しゴムで消すことに抵抗のある発達障害児にはハンディクリーナー





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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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