娘の通う小学校の特別支援級は、豊富な種類の作物を作っていますが、毎日のように畑の作業の時間があります。
どこの小学校の支援級でも、畑でいろいろ育てているようですが、娘の通う小学校はかなり「本気」な感じがします。
おかげで娘はお花や野菜を育てることに興味を持ち、日曜日にEテレでやる「趣味の園芸 やさいの時間」も見るようになりました。
今日は日テレの「ザ!鉄腕!DASH!」でクラウンメロンを栽培しているところ(静岡県)を放映していて、娘も興味深く見ておりました。
クラウンメロンですが、エリザベス女王が大絶賛したというおいしさなのだとか。
形状や網目のそろい方など、見た目も美しく、甘さや香りも最高レベルとのこと。
海外でも人気があるそうで、最盛期にオマーンやドバイなどから月に1000個以上も注文があったと、番組で訪問したメロン農家の人が言っていました。
クラウンメロンには等級が5つあるそうですが、「富士」という等級は、1000個に1個あるかないかという存在で、網目の模様だけでなく、色やヘタの形まで全てが完璧なのだそうです。
「富士」でなくてもよいので、クラウンメロン、食べてみたいです。
でも、庶民の我が家ではね。。。
番組を見ながら、娘はわからない言葉を私に聞いて確認しつつ、自由帳にメモをとっていました。
・ハウスはビニールじゃなくてガラスをつかう
・たいようのひかりをたくさんあびるとメロンがあまくなる
・コンピューターでおんどをかんりする
・みをつけるまえにまびきする
「間引きって何?」と聞かれ、よい言葉が見つからずにしばらく答えられなかったのですが、「よく育ちそうな実だけに栄養がいきわたるようにするために、よいつぼみを選んで他のはとってしまうことだよ」と、なんとか言葉を捻り出しました。
そうしたらまた、「栄養って何?」と聞かれてしまいました。
こういうやりとりを重ねて言葉を覚えていくんでしょうけど、しょっちゅう聞かれると、こちらもだんだん疲れてきますね・・・。
娘が書いたメモが、いつか役立つことがあるのでしょうか。
将来は農業従事者?
それにしても、子どもの書くメモって面白いですね。
私を真似してか、娘はいろいろメモする子なのですが、
「〇〇せんせいはしいたけがきらい」とか、「〇〇ちゃんのおかあさんはヤクルトをくばるしごと」とか、学校で娘が知った個人情報を見て、「へえ、そうなんだ」と思ったり。
学校のおかげで、娘の世界が広がっていくのを見るのがうれしい今日この頃です。
支援級の先生がた、どうもありがとうございます。
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