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発達障害児の療育ブログ

アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

04/27

Sun

2014

Eテレ「ノージーのひらめき工房 はさみの使い方」を見て 。またねぐせの法則?

NHK Eテレで「ノージーのひらめき工房 」という番組があるのですが、ワクワクさんでおなじみ、「つくってあそぼ」の後継番組です。

 最近の放送に、「はさみの使い方」というのがやっていたのですが、なかなかわかりやすい説明で、娘がもっと小さい頃にやっていたらなぁと思いました。

 私の娘はアスペルガー症候群ですが、発達障害の子に多いという手先の不器用さは、娘にもあります。

 幼稚園の年少から年中にかけて、参観日などで同じクラスの子たちがはさみを使って器用に直線や円形を切っているのを見て、娘が切ったものと仕上がりに差があることを感じました。

 特に円形なのですが、娘が線に沿って切ったものは、仕上がりがガタガタしているのです。
 クラスの他の子のを見ると、多くの子はガタガタではなく、わりときれいな円形でした。

 そこで、療育センターで目標を決めるときに、はさみの課題をお願いしました。
 そうしたら先生が、「さやちゃんはちゃんと切れていますよ」と言いました。
 要するに、療育センターに通うお友達は、はさみ自体が使えない子もいるので、たとえ仕上がりがガタガタでも、マルらしきものが切れているだけでもよいだろうという考えのようです。

 なので、家庭での課題として、私が紙に線を書いていろいろな形を切らせてみました。
 そのかいがあってか、小学校1年生になった今では、マルなどの曲線もきれいに切れるようになりました。


 「ノージーのひらめき工房 」に話を戻しますが、とてもわかりやすいと思った説明を、以下に紹介します。

 まずはさみの正しい持ち方ですが、中指と薬指を穴の中に入れて、人差し指を穴の外に出します。

 

 こうすると、はさみを安定して持つことができるそうです。

 そして、直線をきれいにまっすぐ切る方法ですが、「またねぐせの法則」というのを守るとよいそうです。

 「またねぐせの法則」とは、

 「ま」っすぐ体の前で(わきをしめると自然と体の真ん中にくる)


 
 「た」てて準備(はさみの歯をたてる)



 「ね」もとで切る(歯の根元)



 「ぐ」ーぱーですすむ(手がぐーぱーの動き)



 「せ」いこう!




 そして、マルをきれいに切るコツですが、

 紙を押さえている方の手で、紙をまわして切るそうです。はさみは同じ場所で、紙だけがまわっているような状態になります。



 上の赤い線のようなルートで切ります。



 紙をまわす方向は時計まわりです。



 円形がきれいに切れてご満悦のノージー。

 番組で紹介していた方法で、はさみが上達する子が増えるといいですね。



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自己紹介:
 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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