発達障害児の療育ブログ 胎内で発達していない脳細胞がある?自閉症の子供の脳組織。カリフォルニア大の研究

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03/28

Fri

2014

胎内で発達していない脳細胞がある?自閉症の子供の脳組織。カリフォルニア大の研究

 米カリフォルニア大学サンディエゴ校にある自閉症センターの研究者は、自閉症の原因が、一部の脳細胞が胎内で正常に発達しなかったことから生じている可能性があることを3月27日、 New England Journal of Medicine(ニューイングランド医学ジャーナル)で発表しました。
 
 この研究では、死亡している子供の脳組織を採取し、分析を行いました。
 生前、自閉症と診断されていた子11人と、健常の子11人について調べ、比較しました。
 その結果、自閉症の子の脳組織は、生まれる前(胎内)に発達しているべき重要な脳細胞の遺伝子マーカーが欠損していたのです。

 欠損していたのは、感情や意思の疎通、言語や社会的な理解を統制する領域でした。
 これら全ては自閉症の主たる症状と一致しています。

 今回の研究結果は、自閉症の早期診断につながるものであると、自閉症センター準所長のDan Smith氏は、Bloomberg のインタビューで話しています。
 子供の変わった行動から自閉症が診断されることが多いですが、今回の研究のような生物学的マーカーで診断することで、早期発見を実現できるとのことです。



 Bloombergのこのニュースを読んで、不思議に思ったことがあります。

 死亡している子供の脳組織を採取して行ったということですが、自閉症と診断されていた子供11人が死亡したことにより、この研究結果が得られたわけですよね。

 そんなに頻繁に自閉症の子は亡くなるものなのでしょうか。

 療育センターでいろいろな自閉症のお子さんに出会いましたが、今のところ一人も亡くなってはいません。

 カリフォルニア州だけでは11人もの自閉症児が一定の期間に亡くなることはなさそうな気がしますね。
 アメリカ全土の医療機関に、「自閉症の子が亡くなったら連絡して」と頼んでいたのでしょうか。
 

 そしてまた、自閉症の子11人というのが高機能なのかカナーなのかもよくわからないですね。

 ニュース記事の大元となったNew England Journal of Medicineを読めば、私の疑問は解決するのでしょうか。。。
 サイトを見ましたが、アカウント登録など、面倒な感じなのでやめておきます。



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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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