発達障害児の療育ブログ 多動の子は移動支援 多動児の室内での過ごし方

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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

10/28

Tue

2014

多動の子は移動支援 多動児の室内での過ごし方

 昨日は日中一次支援について記事を書きました。

 娘が契約している日中一次支援の事業所に、契約はしているけど利用はあまりしていない子がいます。
 そのお母さんが言うには、「多動がひどいから、できるだけ移動支援の事業所を利用して、予約がいっぱいのときや急な預け先として日中一次支援のほうは契約している」とのことでした。

 なるほど、と思ったわけですが、多動の子は屋内で過ごすより、外出したほうがよいということなんですね。


 ただ、雨の日や風の日もあるから、外出以外の過ごし方もあったほうがよさそうです。
 
 テレビドキュメンタリーによって、最近さらに注目されている東田直樹さんですが、著書「自閉症の僕が跳びはねる理由」にある通り、自閉症の子はジャンプするのが好きですね。

 日中一次支援の事業所も、大型トランポリンが利用できるくらいに天井が高いところにあるといいのですが・・・。



 特別支援級の隣りのプレイルームにトランポリンを置いている小学校も多いと思いますが、トランポリンは発達障碍児のよい気分転換になります。
 トランポリンがあれば、多動の子も一定時間は室内で過ごせるかもしれません。
 あとは、バランスボールなんかも使い方によっては楽しく遊べますね。
 
 あとは、テレビをあまり見せたくない保護者もいるでしょうが、テレビの時間とトランポリンなどの運動の時間をバランスよく設けると、半日くらいは多動の子も快適に日中一次支援の枠組みで楽しく過ごすことができるかな、と思います。

 
 移動支援や日中一次支援のサービスはまだまだ発展途上のような気がしていて、利用者が増えれば、サービスはどんどん充実してくると思います。

 娘が特別支援級に在籍していて思うことは、就学前に療育センターと関わりをもっていた人は、地域で受けられる福祉サービスについての情報を得やすかったりしますが、そうでない人で、知らない人がわりといます。

 市役所に行けばいろいろ教えてくれますが、そもそも市役所へ行って、何か福祉サービスの情報を得られるということすら知らない人もいます。

 支援事業所の方と話したことがありますが、「日中一次支援などを利用する人は地域の中で一定数で、その一定数が複数の事業所と契約しているような状態」と言っていました。

 自己負担額は所得によって違いますが、学童保育へ預けるより、はるかにお安いと思います。
 環境が整っている事業所なら、障碍のある子どもにとってストレスがなくて過ごしやすいのではないでしょうか。


関連記事(1):多動の子はトランポリンで感覚統合
関連記事(2):「全国小学生集団行動発表会」で求められる集団行動とは
関連記事(3):ADHDの多動と自閉症の多動の違い(療育で多動は改善するのか)







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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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