発達障害児の療育ブログ

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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

11/01

Sat

2014

歯医者さんでパニックを起こさなくなる?発達障碍児向けの口腔ケア支援アプリ

 今日のネットのニュースで気になるニュースがありました。

 歯医者さんで虫歯などの治療をする前に、治療の内容をイラストや写真で説明し、不安を緩和するアプリを、さいたま市の金子訓隆(のりたか)さんが開発しているというものです。




 金子さんには、現在8歳の自閉症のお子さん、真輝(まさき)君がいます。

 真輝が歯医者さんの治療機器を怖がり、苦労した経験をアプリの開発に生かしているのだそうです。
 すごく行動力のあるお父さんですね。


 自閉症など、発達障碍のある子の多くは感覚過敏があり、様々な刺激が苦手だったりします。

 私の娘も歯医者さんは大の苦手でしたが、6歳を過ぎたあたりから、やっと慣れてくれました。
 3ヶ月ごとに定期検診へ行ってるので、虫歯になったことは一度もありませんが、検診の際に横に寝かされ、上からライトで照らされ、目の上にタオルを置かれて全く見えなくなるのをとても嫌がっていました。
 ブイーンと音のする歯医者さんの電動ブラシも最初は嫌がっていましたが、歯ではない手の甲に電動ブラシをあてるところからゆっくり慣らしてくれたので、電動ブラシはなんとかなりましたが。

 
 金子さんが開発しているアプリは、「はっするでんたー」という名前ですが、iPad版のベータ版公開を12月頃に予定しているそうです。


 すでに一部の病院で試験的に導入していて、日本障害者歯科学会で開発の取り組みが発表される予定もあるそうです。


 YouTubeに紹介動画があったので、見てみました。




 我慢している間に見るお楽しみとして、好きな写真を取り込めるわけですね。
 いろいろカスタマイズできるのはワクワク感があっていいです。

 画面上の写真の「お楽しみ」で、感覚過敏などを我慢できるのかが疑問ですが、様々な発達障碍の子に試験的に使用して、結果を出しているようなので、心配いらないのかもしれませんね。

 あ、でも、娘が通っている歯医者さんは、横になって顔にライトをあて、タオルを目に置くことになっているので、iPadを見ることなんてできません。
 この点、歯医者さんの協力は必須となりそうですね。


 一般の人が利用できるのは来月とのことですが、できるだけお安い価格で提供されるといいですね。



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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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