発達障害児の療育ブログ

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アスペルガー症候群の子(さや)を育てています。 3歳のときから療育しています。 アスペルガー症候群・自閉症・ADHDなど発達障害に役立つ情報の提供を目指しています。 ABA・TEACCHなどの方法のほかに、効果的だったことも紹介します。

11/07

Fri

2014

家族5人が発達障害!ハートネットTV 「胸を張って生きればいい ―発達障害と共に生きる家族―」を見て

 先日、NHK EテレでハートネットTV ブレイクスルー File.17 「胸を張って生きればいい ―発達障害と共に生きる家族―」というのが放映されていました。

 お父さん以外の5人が発達障害という、聞いただけでもヘビーな感じの状況ですが、映像を見ていて、前向きで明るい家族の様子に、なんとかなるもんなんだなぁ、と思いました。


 お父さんはコピーライターを生業としている平岡禎之さんですが、「沖縄タイムス」で連載している『うちの火星人』という4コマ漫画が話題となっているそうです。


 ようするに、お母さんからの遺伝で子どもたちは発達障害なのでしょうが、生まれた子がもれなく発達障害なんて、遺伝の力ってすごいんだなぁ、とあらためて思いました。

 自分以外の家族がみんな発達障害だと知って、お父さんは発達障害を知るための情報収集をするわけですが、お父さんの行動力、素晴らしいです。

 お父さんが家族に対して支援する様子を見て、発達障害に対する支援というのは非常にクリエイティブなことなんだなぁと思いました。

 たとえば、お母さんのために用意したスケジュールボードとか、長女の嫁入り道具として作ってあげたという解説書などを見ても、工夫されたアイデアが見受けられます。








 娘が所属していた療育センターで、サポートブックについての勉強会が何度か開かれたことがあって、私も簡易なものを作ったことがありますが、幼稚園の先生に渡しても、身内に渡しても、誰も読んでくれないという現実を目の当たりにし、「もう作るもんかー!」とあきらめてしまっていたのです。

 しかし、平岡さんが長女のために作った「解説書」のように、本人に向けて作るのであれば、とても意義がありそう!と思いました。

 そこで、私もここ数日の時間を使って、娘のために平仮名で「解説書」を作ってみました。
 出来上がって、娘に見せたら、「ふむふむ」という感じに、何度も読み返していました。
 娘は自分について書かれた「解説書」が気に入ったようです。

 平岡さん一家の番組を見たおかげで、新たな気づきを得ることができました。



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 アスペルガー症候群の子を育てている主婦です。療育や幼児教育に関心があり、読書の幅を広げています。

現在千葉県に住んでいます。出身は静岡県です。

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